本日で県央治療院は開業12周年になります。
継続は力なり?
こんにちは、院長市川です。
おかげさまで、本日で開業12周年となりました。
まだまだ道の途中です、というかやっと道が見えつつあります(遅い)
ここ数年でやっと「軸」が出来つつあります。
年齢も8月で40歳になり、ここからの10年は「軸」を基準に走ることが出来そうです。
出来そうですとか言ってる時点でグラグラなんじゃね?って思いますよね?私も思います(笑)
覚悟の磨き方
一冊の本を購入しました。
覚悟の磨き方 超訳 吉田松陰
某強豪高校サッカーチームの選手達が、入学と同時に全員手にするという本だそうです。
40歳のおじさんが読みました。
冒頭の文章
「この命をどう使い切るか。ついに志を立てる時がきた。」
これを読んできっと高校生たちは震える魂を燃やし、名門校で揉まれ成長する自分を重ね合わせるのでしょう。
一方私は「待て待て、これから覚悟を磨こうってんだから頭から圧が強いんですけど・・・・」とか弱気に思いながらも読み進めています。
アニメの熱血主人公のように、俺もやってやるぜ!!!!なんてことは思いません。
だけど静かに、何度も読み返し、少しずつ覚悟を磨く事が出来そうです。
経営者として
開業から数年間は往診に重きを置き、とにくかく数字を伸ばす事を考えていました。
毎月のレセプト業務や背広を着ての挨拶周りなど、忙しくなるにつれ「治療以外」の仕事に忙殺されるようになりました。
当時はストレスにキリキリマイしながら数字を伸ばしていくのが、大人への道だと考えていました。
どれだけ嫌な相手に頭を下げるか、嫌味を言われてもポジティブなメンタリティでタフネスなネゴシエーター。
なんたる意識高い系でしょう(笑)
これで良いのだろうか??
漠然とした疑問が常に頭を回り始めます、このころから少しずつ自分の「軸」になるものを模索し始めました。
鍼灸師として
現在は仕事で背広を着ることは全くなくなりました。
白衣を着て、ご来院くださる患者さんと向き合う日々です。
「職業は鍼灸師です」こう言えるようになった事は大変大きなことです。
現在の治療業界は乱立する接骨院や整体院で混沌としています。
しかし不思議と不安はありません、以前は厚生労働省からの、療養費支給に関する通達なんて目にすると、不安に押しつぶされそうだったのに(笑)
少しは覚悟が出来ている証拠でしょうか?
これから先は、この覚悟をゆっくり磨いていきます。
磨きに磨いたその先は分かりません。
でも磨いてみないと分からない場所がありそうです。
大きな岩のような男になれるよう、肩の力を抜いて頑張りたいと思います。
碓井誠先生と活法研究会にて。
どうぞこれからもよろしくお願いします。
院長 市川 大介
3人の子供の父親で、小学生サッカーチームのアシスタントコーチも兼任する鍼灸師。
自宅では娘に全く頭が上がらない、優しいパパです。